風営法の目的

風営法は時代の流れと共に改正されているものですが、風営法の目的はどのような点にあるのでしょうか。
まずは実態の把握という点が挙げられます。

警察としても風俗はやはりしっかりと把握しておきたいものです。
なぜなら、風俗は昔から犯罪の温床になっていたり、暴力団関係者が営業していたりと、世間から見るといわゆる「灰色」なものでもありました。

そのため、道徳云々ではなく、社会的な見地からも「あまり好ましい場所ではない」とされてきたのです。
特に暴力団との関わりは警察にとってもしっかりと把握しておかなければならないものですし、暴対法が強化された事で、関係を把握云々ではなく、関係していてはならないものとなったのです。

また、青少年保護という観点もあります。
風俗は言うまでもなく18歳未満は利用禁止の施設ですので、その点を徹底するためでもあります。
青少年育成条例なるものもありますが、青少年はまだまだ流されやすい面もありますので、保護という意味合いも含まれているのですが、それは青少年のみならず、利用者の保護という側面もあります。
しっかりと届出がなされているという事は、利用者も安心して利用する事が出来ます。

何かトラブルがあれば、警察等に届出ればすぐにでもトラブルを解消する事が出来ますし、責任の所在が明らかになるだけではなく、ともすれば営業停止といった事も可能ですから、お店としてもまっとうに営業しなければなりません。
かつては、それこそ風俗はトラブルが耐えないもので、安いと思って入店したら高額を請求されたりといった事も珍しくありませんでした。

ですが風営法で営業している店舗を把握し、さらには罰則を設ける事で健全な営業、つまりは利用者にとって良い環境を提供する事が出来るようになるという事でもあるのです。

このように、風営法の目的は様々なものがあるのです。

風俗関連の施設ですと、男性客も性欲があるおかげで、どうしても冷静・客観的な判断が出来なくなっている時もあるのです。
悪徳なお店ですと、そうした男性心理に付けこみ、高額請求したりといった事も珍しくありませんでした。
ですが、風営法のおかげでそのようなトラブルも未然に回避する事が出来るようになりました。トラブル防止は、健全な社会の構築にもなります。

営業区画等、風俗という業態を様々な点から管理・把握する事。 これもまた、風営法の目的の一つと言われています。 このように、目的は多々あるのです。